2008年 12月 18日
「暮しの手帖」の編集長、松浦弥太郎さんの「今日もていねいに。 (PHP文庫)」と言う本を読んでいたら、「一日一回さわる」というページがあった。 以下、そのページから・・・・ ものをいつくしみ、自分をいつくしむ。これは毎日の暮らしをいつくしむということだと思うのです。 いつくしむ方法は、一日一回、さわること。ごく単純ですが、とても大きなことだと思います。 (中略) さわれば、その本なり椅子なりの状態ががっきりわかります。埃がついていたら払い、傷がついていたら修理し、並び順を整理整頓することもできます。 しかし、まったく変わりがなくきれいなままでも、さわるとさわらないとでは大きな差が出てきます。さわったことで、あたたかもいのちの吐息がふきかかったがごとく、そのものがとても元気になるのです。 逆に言えば、誰にもふれられず置き去りにされたものは、やがて生気を失います。 僕が本や服を少ししか持たないのも、自分が毎日さわってあげられるものには、限りがあると知っているためです。 (中略) 自分の手足や髪といった細部も、ものと同じように一日一回はきちんとさわり、点検し、すこやかかどうか確かめましょう。 (後略) 今日もていねいに 確かに、何年もさわってもいない本棚の本たちは死んでいそうです。 洋服も、食器も、書類も、、、、、タオルも、靴も、、、植木鉢も、、、、、、、押し入れの中のものたちも、、、、、みんな瀕死の状態かも。 せめて一月に一度は自分の持ち物にさわれるくらいのものを持ち、いつくしんであげなくては。 さわるどころか、目にもとめないものたちのために、なんと多くの時間とお金と労力を使っていることか。 ↑柚子ピールを作りました。今度はもう少し、苦みを残した方がよかったみたい。何かを作るときには、その一点に集中して、自分にとってのベストのものにしなくちゃ、結局はもったいないことになってしまうみたい。 ↓果物の色はきれい。柚子・みかん・かぼす・レモン・バナナ・ラフランス。
by otayori-otayori
| 2008-12-18 15:14
| 本
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